39☆SMASH

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長い散歩


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『長い散歩』


++ あらすじ ++

『高校の校長として定年退職した安田松太郎は、教育者としての厳格さゆえに家庭では幸せになれず、妻を亡くし、娘からは憎しみを持たれていた。
そんなある日、松太郎は転居先のアパートで少女・幸(サチ)に出会う。
幸は母親から激しい虐待を受け、誰にも心を開けなくなっていた。
見かねた松太郎は幸を救い出し、彼にとって数少ない幸せな思い出が残る、とある山を目指して旅に出る。
だが、幸の母親が警察に届け出たことで、松太郎は誘拐犯として追われる身になってしまい・・・。』
DVDirect より)

モントリオール世界映画祭でグランプリに輝いた、観る者の魂を震わせる愛と優しさに満ちた再生の物語。
奥田瑛二監督が “幼児虐待” をモチーフに、孤独な老人と少女の心の交流を通して、人間本来の優しさと愛情を描き出しています。
主演の名優・緒形拳をはじめ、天才子役の杉浦花菜や虐待する母親役を体当たりで演じた高岡早紀など、豪華キャスト陣が作品に深みを与えている。



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おじいちゃん、泣かないで、、、

凄く重い物語だった。
幼児虐待・家庭崩壊など、テーマがテーマだけに覚悟しては観たんだけど、やっぱり鑑賞後はドヨーンとした気分になりました。
全編を通して物語は静かに、淡々と進んでいく。
少女と老人の心情の変化がとても丁寧に描かれているので、セリフは少ないながらも手に取るように伝わってきました。


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俳優・緒方拳の圧倒的存在感!!

素晴らしいの一言。
演技はもちろん、役者魂を見せ付けられた感じでした。
とにかく、この作品ではいたるところで体張りまくりでした。
虐待する母親の役は高岡早紀さんが演じていたのですが、これがまた凄まじくて。
実生活でもそんな感じじゃないのか??と疑ってしまうほどハマってました(笑)
『誰も知らない』 の虐待はネグレクトのみの虐待だったけど、本作の虐待はネグレクトはもちろん、暴力、性的虐待など、目を背けたくなるくらいヒドイものだった。


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子役の杉浦花菜ちゃん(上の写真)が可愛らしかった!!

おじいちゃんとの長い散歩を通して、人間らしい感情を取り戻していく様子をうまく表現してたように思います。
途中、キーパーソンとして松田翔太さん演じる少年・ワタルが登場します。
老人と少女の距離を近づける潤滑剤の役割と、現代人の抱える闇の部分について考えさせる役割を持っています。
誰しもがワタルや子を虐待する親のようになる可能性を秘めている。
ラストは何とも切ない、、、
サチの未来が心配です。


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『長い散歩』
2006年  日本映画  136分
●監督・・・奥田瑛二
●脚本・・・桃山さくら 山室有紀子
●出演・・・緒形拳 高岡早紀 杉浦花菜 松田翔太 奥田瑛二 ほか

評価は★★★★(4点) 子供は天使!!

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2007/09/01(土) 20:10:45|
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