『トランスアメリカ』
++ あらすじ ++
『かねてから男性であることに違和感を持っていた “トランスセクシャル” のブリーは、ロサンゼルスで女性として暮らしていた。
そしてついに “本当の女性” になるための手術を受けることになったが、そんなブリーのもとに、ある少年がニューヨークで補導されたという連絡が入る。
その少年とは、ブリーが17年前に設けた実の息子トビーだった。
医者から 「この件を整理するまでは手術を受けさせない」 と言われたブリーは、戸惑いながらもニューヨークに向かい、息子と共にニューヨークからロサンゼルスへの大陸横断(トランスアメリカ)の旅に出るのだが・・・。』
( DVDirect より)
本作は、トランスセクシャル(性同一性障害)の父親と、まだ見ぬ実の父親との出会いを望む息子による大陸横断(トランスアメリカ)の旅を描いた人間ドラマ。
戸惑いながらも確実に触れ合っていく2人の心を、時にユーモラスに時にチャーミングに描いています。
監督は、本作が長編デビュー作となるダンカン・タッカー。
本作にて数々の映画賞を受賞し、新しい “自分探し” の物語として高い評価を受けました。
フェリシティ・ハフマン、あっぱれ!!(笑)
『デスパレートな妻たち』 のリネット役の人ですよね??
全くの別人じゃないの!!
女優さんってホントに凄いですね。
どこからどう見ても、 “女装した男性” にしか見えなかったよ。
どっかで見た顔だなぁとは思ってたけど、まさかデス妻のリネットだとは思いもよらなかった。
実は、私、無類のロードムービー好きなんです!!
「自分探し=旅」 という定説はロマンがあって良いなぁと思います。
旅に出て、人と出会い、様々な経験を経て、ちょっぴり成長して帰って来る。
なんとロマンチッカーの心を揺さぶられるフレーズだこと!!(笑)
そういえば、ロードムービーって良作揃いな気がします。
オススメなのは、言わずと知れた 『モーターサイクル・ダイアリーズ』 とお遍路さん巡りの物語 『ロード88 出会い路、四国へ』 です。
どちらとも私の大好きなロードムービーなんですよね。
未見の方は是非ともチェックしてみて下さい。
リバー・フェニックスの再来!?
ブリーの息子役を演じたケヴィン・ゼガーズくん、最高でしたね。
リバー・フェニックスというよりかは、レオ様とガエルくんを足して2で割った感じに近いかも。
キャリアを調べてみたら、どうやら 『クライモリ』 に出演してたみたい。
全く覚えがないです(笑)
凄く日本人ウケしそうな顔立ちをしてらっしゃいますよね。
今後に期待大の俳優さんです。
ロードムービーの王道とも言える作品!!
重くなりがちなテーマをスッキリ爽快にまとめてあって非常に観やすかった。
オススメ!!
『トランスアメリカ』
2005年 アメリカ映画 103分
●監督・脚本・・・ダンカン・タッカー
●出演・・・フェリシティ・ハフマン ケヴィン・ゼガーズ ほか
●原題・・・TRANSAMERICA
評価は★★★★(4点) 放尿シーンは必見よ!!(笑)
スポンサーサイト